酒米探訪~五百万石~

五百万石202106-1






西の横綱が山田錦なら
東の横綱は五百万石
・・と評される
言わずと知れた人気酒米

山田錦や雄町のような
肉厚な味わいとは一線を画し
切れ味鋭いスッキリした風味
長く日本酒界をリードした
新潟淡麗辛口を醸すには
なくてはならない存在でした

白葉枯病に弱く
小さめの粒で
高精白には向きませんが、
心白が大きく
麹菌が入り込みやすいのが特徴
新潟の気候風土の適した
歳剤特性の早生品種で
主要産地は新潟県のほか
福井県、富山県、石川県の北陸地方
現在では南東北から九州北部まで
広範囲にわたって栽培されており
2001年に
山田錦に追い越されるまで
酒米の中で
最大の栽培面積を占めていました

新潟農業試験場で菊水を母に
新200号を父とし「交系290号」の名で
産声を上げたのが1944年
大戦の影響で研究ストップした時期を経て
1957年新潟県米生産量
五百万石達成を記念し
「五百万石」と名付けられ奨励品種となり
日本酒界をリードし続けています