九州福岡県産雄町が
海を渡り
滋賀で栽培され
倒れにくい品種となり
短稈渡船の名で
品種登録されたのが
明治29年のこと
「稈」とはわらのこと
九州から海をこえた渡舟が
短いわらになったことからの命名
現代酒米の最高峰「山田錦」の
父系にあたり
系統としては
岡山雄町の子にあたる
酒造好適米の王道を行く
サラブレッドである
華やかなで甘い香りは
口に含むと感じる
艶やかな含み香
そしてそれを追うように広がる
品格のある甘味が特徴
ほとんど作付けされていませんでしたが
全国5~6の蔵元が協力
種籾を持つ兵庫県JA指導のもと
「渡船2号」として復活を遂げ
話題になっています