酒蔵ファイル~結城酒造~

blog結城酒造






酒蔵名

結城酒造

酒造ホームページ







所在地

茨城県結城市
結城1589

いらか取扱銘柄酒造マップ








銘柄

結/つむぎ娘/富久福






いらか選りすぐりの酒

過去取り扱い銘柄







酒蔵へ嫁入りし
30代を迎えてから
酒造りの道へ転身
ついには杜氏となった
ひとりの女性の物語

浦里美智子氏は
結城酒造蔵元の嫡男
昌明氏と結婚
家業である酒造りを手伝う日々
当時結城酒造が製造するのは
醸造アルコールを加えた
普通酒ばかりであったが
例外的に最も寒い時期に造る
大吟醸を飲んで驚嘆
日本酒の美味しさに惹き込まれ
全国津々浦々、いろいろな味
様々な造りの日本酒を飲み比べ
造詣を深めていく

そんな折に陥った
酒造存続の危機
大手の参入による価格破壊
結城酒造も例外ではなく
売上が落ち込んでいく

現状打開に向けた策を
模索していた時期に
ふと舞い込んだ
県工業技術センターで
酒造研修開催の報
美智子氏は夫昌明氏に
参加を懇願
昌明氏もこれを快諾した

研修は美智子氏の
探究心を掻き立てるもの
漠然と理解していた酒造り
そこに理論が加味される
人間側の都合で行った作業時間を
微生物の状況を把握
人間側があわせる製造方法を理解

こうして培ったノウハウを
岡山県産雄町を用い仕込むと
思った以上の出来栄え
取引先からは高い評価
都内有力酒販店との取引も成立
翌年には増量生産
造りに創意工夫を施した酒は
岡山県JA主催の雄町サミットで
優秀賞を獲得するなど
全国的に話題の酒に

3年目には
蔵の運営も大転換
普通酒製造を全廃し
全量特定名称酒製造に改革
自らは杜氏に就任した

結城は鎌倉時代より
結城氏初代朝光の城下町として栄え
酒造りも盛んに行われてきた街
地元書道家が手掛けた
結ゆいらべるのデザインは
地元名産の絹織物
結城紬の真綿が
吉の字を優しく
包み込むのをイメージ

酒造に嫁いだ女性が
酒造りと結びつき
新しい時代を築くストーリーは
これからも続く