酒蔵ファイル~山の壽酒造~

blog山の壽酒造






酒蔵名

山の壽酒造

酒造ホームページ







所在地

福岡県久留米市
北野町乙丸1番地

いらか取扱銘柄酒造マップ








銘柄

山の壽/BaSaRa/万作






いらか選りすぐりの酒

過去取り扱い銘柄







文政元年
1818年創業の山の壽酒造
米と野菜の産地であった
三井郡(現在の久留米市)には
産業と呼べるものがなかったため
地主山口清兵衛氏が
地元の米と筑後川の伏流水で
清酒製造を志したのがその始まり

平成3年の台風被害で蔵は全壊
2年の歳月をかけ再建
現在は37歳で社長に就任した
8代目片山郁代氏のもと
食生活にマッチした
味わいがありながら
後口キレイな味を目標に
酒を醸している

片山氏は二人の子を持つ母
子育てをしながら社長を務める
先代の次女として生まれた氏は
ウェディングプランナーとして
活躍した後
蔵に入ったのが26歳の時
会社が最も大変な時期と重なり
周囲の大反対にあったが
酒蔵の次女として生まれ
日本酒の価値を変えられる立場に
生まれてこれたからこそ
挑戦したいと初志を貫く

しかし酒の道は
言わずもがな
そう簡単なものではなかった
流通も市場も
お酒の作り方でさえわからない中
無我夢中で卸や小売店周り
とにかく話を聞くことから始め
出向いた場所は
有に100軒を越したとのこと

そんな日々が続く中
転機は突然訪れる
たまたま通りかかった郵便局で
紹介された酒屋さんが
熱心に話を聞いてくれ
リキュール流通を
手掛ける人を紹介してくれた

先代社長は日本酒製造だけでは
先行きが不透明であるため
リキュール免許を取得しており
すぐに開発に着手
日本酒をあまり飲まない方にも
その良さを感じてほしいと
造ったリキュールはマンゴー梅酒
東京のテレビで紹介されると
全国的に話題を振りまき
楽天市場では
ランキング1位にも輝いた

今では氏自身も蔵に入り酒造り
どうしてこうなるんですか?と
理解できないことは即座に質問
それが蔵人の意識の変化に繋がり
蔵の風通しがよくなったという

ピンチを最大のチャンスとした氏
その明るさと行動力が
歴史ある蔵に
新風を巻き起こしたことは
間違いない