\(^o^)/酒蔵を見せていただきました
03,2016 16:15

自分が好きだということもありますが
なにより、お客さんに
喜んでいただきたくて
いつの間にか
当店のお酒のラインナップは
20種を越えてしまいました
季節により
美味いお酒はかわります
つねに最良のラインナップで
お客さんをお出迎えしたいがため
2~3ヶ月に1度
リニューアルを考えており
お客さんのご意見、ご指導に
耳を傾ける日々です
それぞれの「銘柄」
仕入れの方法、価格など
考えるべきと部分は
たくさんありますが
若輩者には
まずはなにより
「日本酒」というものを
知ることが大事なのだと
つくづく感じます
今回、県内の酒蔵に
勤務されている方と
ご縁をいただき
そのご厚意に甘え
作成現場を見学させていただきました

以前より
書物やインターネット
酒屋さんの話などでは
聞いておりましたが
「実際」を見るのははじめて
わくわくします
日本酒がつくられるまでの工程を
ひとつひとつ
細かく説明いただきました
お忙しい合間だというのに
少し疑問に思うことがあれば
厚かましくもすぐに質問してしまいましたが
こんな僕にでも理解できるように
丁寧に指導いただき
「酒」をつくるという作業の
難しさ、奥深さを
理解することができました
日本酒は生き物・・
生き物であるかぎり
どんな些細な変化も見逃してはいけない
職人さんのその言葉に
日本酒に対しての思い
仕事に対してのプライドを
深く感じます

店先に立ち
お客さんに「酒」の説明をしておりますと
「時間をかけて」「丹精込めて」などと
安易に表現してしまいがちですが
日本酒づくりの工程を知れば知るほど
簡単に表現することが
失礼極まりないことに気付かされます
見学前にはわくわくしていた心
ひととおりの見学を終え
違った感情が芽生えました
1本のお酒には
時間と労力、そして情熱が詰まっている
それを軽々しく扱ってこなかったか
作り手の想い、プライドを
考え接していたのか
なんども自問自答を繰り返しましたが
まだまだ「足りていない」自分を知り
申し訳ない気持ちになりました
今回、無理をお願いし
酒蔵を案内いただいたことで
お酒を扱う人間のひとりとして
責任、プライドを持つ必要性を感じました
一層、真摯に取り組んでいかねばなりません
ありがたいことに
本格的な作業が行われる
10月~3月の間
再度見学することを許していただきました
かならず伺い
また新鮮な気持ちになりたいと思います